ビジネス

伊スローウエアが香港の投資会社と資本提携 アジア市場強化で丸の内に初の路面店オープン

 イタリア・ベネチアを本拠とするスローウエア(SLOWEAR) が、香港のパオ・チェン(Pao Cheng)家傘下の投資会社NUOキャピタルに株式の13%を売却し、同社との長期戦略的提携を結んだことを発表した。スローウエアはコンパーニョ(Compagno)家が1951年に設立し、パンツ「インコテックス(INCOTEX)」、ニット「ザノーネ(ZANONE)」、ジャケット「モンテドーロ(MONTEDORO)」、シャツ「グランシャツ(GLANSHIRT)」を手掛ける。現在、日本法人スローウエアジャパンが運営する東京ミッドタウンのザ スローウエア ストアをはじめ、ミラノ、ロンドン、パリ、モナコ、ニューヨークなど全29店舗を展開している。

 スローウエアのロベルト・コンパーニョ(Roberto Compagno)社長兼最高経営責任者は、「われわれの目標は、販売チャネルとデジタルコミュニケーションを発展させ、大きな可能性を秘めたアジア市場に参入することだ。NUOキャピタルはファミリービジネスを熟知しており、今後の成長にとって、なくてはならない心強いパートナーとなるだろう」とコメントしている。

 NUOキャピタルは、パオ・チェン家のファミリーオフィスによって設立され、ミラノと香港を拠点とする投資持株会社で、アパレルメーカーとの提携は初めて。

 また、スローウエアジャパンは11月24日、東京・丸の内の仲通りに初の路面店となるスローウエア ベネチア(115平方メートル)をオープンする。「インコテックス」以下4ブランドのアパレルに加え、「オフィチーナ スローウエア(OFFICINA SLOWEAR)」ブランドの雑貨、メンズグルーミング、洋書、レコードなど、従来のザ スローウエア ストアと比べ、ライフスタイルを意識したアイテムも販売する。鈴木雄一朗スローウエアジャパン社長は「百貨店からの出店オファーも数多い。リテールを強化し、卸と併せてビジネスを強化したい」と話した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

伊勢丹新宿本店「日本一売る店」の舞台裏

「WWDJAPAN」10月2日号は伊勢丹新宿本店特集です。各地で百貨店の閉店が相次ぐ中、2022年度に過去最高の3276億円の売上高を記録しました。同年の来店数はコロナ前と比べると8掛け程度にも関わらず、過去最高の売り上げを更新できる理由について探ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。