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アシックスがパラリンピックの公式サプライヤーに 60カ国以上に300人分のウエアを提供

 アシックス(ASICS)は、国際パラリンピック委員会(以下、IPC)と2020年12月31日までを契約期間としたオフィシャルサプライヤー契約を締結した。契約金は非公表。同社は今後、パラリンピックの公式ユニホーム、シューズを運営スタッフやパラリンピック難民選手団へ提供する。19年からは世界パラ水泳、パラパワーリフティング、パラ射撃へも製品提供を開始。20年1月1日以降は東京2020パラリンピックへ向けて運営スタッフへ公式ウエアを提供する他、日本選手団や個々にサプライ契約を結ぶ各国を含む開発途上国60カ国にも約300人分のトレーニングウエアと競技ウエアを提供する。競技用ウエアで使用された技術は今後、健常者用のウエア開発にも応用する考えだ。

 尾山基アシックス会長兼最高経営責任者は「アシックスはこれまでにも世界パラ陸上競技のオフィシャルパートナーとしても活動し、16年以降はパラリンピックで日本代表選手団にウエアを提供してきた。これらの活動を通じて、それぞれの選手が抱える障害に対応したウエアを製造できることが分かり、会社としても自信となった。パラリンピックの選手たちが活躍することで非健常者の人たちも勇気づけられ、20年以降に向けてスポーツを盛り上げていきたい」と語った。IPCのアンドリュー・パーソンズ(Andrew Parsons)会長はアシックスとの契約について「十分な資源を持っていない途上国や難民選手団にもアシックスの質の高いウエアを提供できるのは非常に重要なこと。IPCやパラスポーツムーブメント、そして途上国はこのアシックスのコミットメントのおかげでより発展することができる」と喜びを示した。

 アシックスは20年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会とスポーツ用品カテゴリーにおける「東京2020ゴールドパートナー」のスポンサーシップ契約を締結している。