ファッション

AKB48公認ブランドが刷新、ライブコマースを使ってファンとモノ作りができる仕組みに

 AKB48の運営会社AKSが手がけるAKB48グループ公認EC専業ブランド「ユーニードナウ(UNEEDNOW)」がライブコマースのCandeeと組み、ブランドを刷新する。Candeeが運営するライブコマース「ライブショップ!(Live Shop!)」での配信を軸に、ファンとコミュニケーションをとりながら、メンバー自身が商品をディレクション・販売する新たな仕組みを構築する。洋服の雰囲気もこれまでの“ユニセックス”“ストリート”というテイストを刷新し、女性ファンに向けて“可愛く、オシャレをまとう”をキーワードに商品を打ち出す。

 新体制では、メンバーが月ごとにクリエイティブ・ディレクターとして洋服のディレクションを担当する。具体的には、シーズンテーマに合わせて月初に用意する30〜40型のアイテムから、メンバーが10型程度をピックアップ。そのうち特に一押ししたいアイテムを3型選び、ライブ配信で紹介し、アンケート機能を使って色やパターンなどのフィードバックをファンから受け取る。こうしたやりとりを経て、最終的にはメンバー自身が全10型のディレクションを担当。できあがった洋服を使って再度ライブ配信を行い、コーディネート提案や予約販売を実施するという流れだ。こうしたサイクルを毎月行いながら、予約後1カ月程度をかけて受注アイテムの生産、販売を行う。販路はライブコマースとブランドの公式ECサイトを予定しており、今後はポップアップストアなどを実施したい考え。まずは6月末のライブ配信を予定しており、商品販売は7月を計画する。9月以降は秋冬商材も投入予定だ。

 4日の発表会にはAKB48からブランドのモデルを務める小田えりなと向井地美音、加藤玲奈の3人が登壇。「ライブショップ!」を使って初となる配信を行い、多くのファンが視聴した。発表会直後のメンバーに取材をすると、「今回もたくさんの方に見てもらえて、コメントからもいろんな気付きがあった。私はファッションが得意ではないが、コメントを参考にしながら頑張っていきたい」(小田えりな)、「子どものころから欲しいお洋服を妄想してお絵描きをするのが好きだった。この思いを実現できるのはうれしいし、私と同じように身長が低い人でも楽しめる洋服を作っていきたい。握手会に来てくれるファンが着てくれたらうれしい」(向井地美音)、「まさに洋服の総選挙。オリジナルのお洋服に投票されることがなかったので、気合を入れて、直感を信じて、作っていきたい。(向井地に対して)私はむしろ、自分やメンバーが着てくれたらうれしい」(加藤玲奈)と意気込みをみせた。

 タッグを組むCandeeの鍛治良紀・上席執行役員も、「ライブコマースの醍醐味はユーザーとリアルタイムでコミュニケーションをとれること。メンバーがファンと一緒にコンテンツを作っていく場にしたい」と強調する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

業界に贈るZ世代の声 ファッション系サークル所属の大学生がサステナブルを語る

「WWDJAPAN」9月20日号は、ファッション系のサークルに所属する大学生とタッグを組んで、Z世代のファッションやサステナビリティに関する意識に迫りました。青山学院大学、慶應義塾大学、上智大学、早稲田大学から生まれた団体の活動内容や業界への思い、お気に入りのアイテムなどを紹介します。ファッションが好きだからこそ洋服の大量廃棄問題や環境への負荷について、学生目線で「できることはないか」と考える学生…

詳細/購入はこちら