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アリババがスマート物流に1.7兆円投資 10倍以上の生産効率向上目指す

 中国の最大手EC企業アリババは物流子会社の菜鳥(ツァイニャオ)に1000億人民元(約1兆7000億円)を投じる。IoT(モノのインターネット化)やオートメーション化などIT投資により、配送効率の向上と物流コストの大幅削減を目指す。最終的には中国全土での当日配送の実現と全世界に72時間以内に完了させることを目指す。中国で開催した「2018 グローバル スマートロジスティックス サミット(2018 Global Smart Logistics Summit)」に出席したジャック・マー(Jack Ma)会長は「技術革新を進め、菜鳥が物流業界の頭脳になることを目指す。配達員や倉庫、配送拠点、都市、住宅など全てをネットワーク化したい。現在物流業界では1日1億個の荷物を処理しているが、今後は10億個の荷物を処理できるようにしたい」と語った。

 中国のEC企業間では、最大手のアリババと2番手のJDドットコムが激しい競争を繰り広げている。アリババは物流面でJDドットコムに遅れを取っていると言われているが、大型投資で一気に突き放す考え。

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