ビジネス

6月のNYコレの公式スケジュールが発表 「アレキサンダー ワン」に続き発表時期変更したのは3ブランドのみ

 アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA以下、CFDA)が、6月のニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYFW)の公式スケジュールを発表した。会期は6月3〜7日の5日間で、参加ブランドは「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」「ナルシソ ロドリゲス(NARCISO RODRIGUEZ)」「ロージー アスリン(ROSIE ASSOULIN)」「ロロド(LOROD)」の4ブランドだ。

 毎年9月に次年度の春夏コレクションの発表を行うNYFWが6月の開催となったのは、ニューヨークの代表ブランドである「アレキサンダー ワン」が9月から6月に春夏コレクションの発表を変更したため。毎年6月は通常、プレ・スプリング・コレクション、ニューヨーク・ファッション・ウイーク・メンズ、「CFDAファッション アワード」の発表時期だ。また、同ブランドは毎年2月に発表している秋冬コレクションも12月に変更するとしている。

 「ロロド」は3日14〜15時に、「アレキサンダー ワン」は3日の夜に、「ナルシソ ロドリゲス」は4日10時に、「ロージー アスリン」は5日16〜18時にそれぞれ2019年春夏コレクションをショー形式で発表予定だ。その他、「ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE VON FURSTENBERG)」「バッジェリー・ミシュカ(BADGLEY MISCHKA)」「レラ ローズ(LELA ROSE)」「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」「クシュニー エ オクス(CUSHNIE ET OCHS)」「デニス バッソ(DENNIS BASSO)」「ラグ&ボーン(RAG & BONE)」などのブランドは通常通りに19年プレ・スプリング・コレクションを発表する。

 「ナルシソ ロドリゲス」のデザイナー、ナルシソ・ロドリゲスは「アレキサンダー ワン」に追随した理由を「NYFWで大規模なショーを行っていたが、正直われわれには向いていなかった。その後は小さな会場に移り、250〜300人に向けてショーを行ったがそれでも大きすぎる規模だと感じていた。この決断は僕自身、ビジネス、そしてプライベートライフにとってにメリットがある。20年ぶりに8月に休暇が取れるんだ。とても楽しみにしている」と語った。同ブランドはプレ・スプリング・コレクションと春夏コレクションを統合して見せるという。

 一方、「ロージー アスリン」も立ち上げ以来ショールームでコレクションを発表してきたが、プレ・スプリング・コレクションと春夏コレクションを1つにすることを決断した。デザイナーのロージー・アスリンの夫で最高経営責任者のマックス・アスリン(Max Assoulin)は、「今のファッションサイクルは、特に小規模なブランドにとって維持するのが非常に難しい。2、3カ月ごとのコレクションの締め切りに振り回されずに、創造性を発揮するために十分な時間が必要だった」と語る。小規模ブランドにとって、コレクション時期の変更はそれほど複雑ではなく、プレとメーンのコレクションをまとめることで効率化を図ることができるようだ。

 また、6月にニューヨークでショーを開催するというウワサがあった「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、NYFWの公式スケジュールには参加しないものの、6月6日の夜にニューヨークでショーを披露する。どのシーズンのコレクションを発表するかはまだ公表されていないが、メンズまたはプレ・スプリング・コレクションの可能性が高い。

最新号紹介

WWD JAPAN

アウトドア消費の現在地と未来 ブームは一過性か、それとも日常に定着するか

「WWDジャパン」11月30日号は「アウトドア」特集です。アウトドアウエアが日常的に着用され、商業施設の目玉テナントとして誘致されるなど、市場を席巻しています。キャンプやハイキングなどはコロナ禍に最適なレジャーとしても注目されていますが、このブームは一過性のものなのか、あるいは日常に定着するのか。特集では、自然の豊かさを多角的に発信するアウトドア企業のトップや、ファッション視点で市場を見てきた名物…

詳細/購入はこちら