ビジネス

13秒に1本のスピードで売れる資生堂の主力美容液が初のリニューアル

 資生堂は6月1日、世界88の国と地域で展開するブランド「SHISEIDO」を象徴する美容液「アルティミューン パワライジング コンセントレート(以下、アルティミューン)」を2014年の誕生以来、初のリニューアルを行う。国内では全国のデパートを中心とした約300店と資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス(watashi+)」で発売し、世界各国では順次展開する。

 「アルティミューン」は、2014年9月、魚谷雅彦・資生堂社長によるマーケティング改革第1弾として、「資生堂」という名をブランド名に冠した唯一のブランド「SHISEIDO」の革新の象徴として発売された。肌本来の美しさを引き出す美容液として支持され、人種や年齢、肌質、性別を問わず支持され、売り上げが好調。世界で13秒に1本のスピードで売れている(17年1~12月のメーカー出荷本数)他、132のビューティーアワードを受賞している(17年12月時点の全世界における受賞総数)。

 同社では「アルティミューン」リニューアルを前に実施した「環境とスキンケア」に関する調査(有効回答1000人)の結果、「環境の悪化やストレスの増加を日々感じる」という回答が70%、「トラブルの発生を未然に防ぐスキンケアを求める」という回答は81%に上った。こうした意識を捉え、今回、過酷な環境下でも「インナースキンディフェンス」を育む重要な鍵を解明。自然界の生命力を封じ込めたイミューンジェネレーションテクノロジーを新たに採用し、自ら揺るぎない美しさが満ち溢れる肌へ導く。さらに、滑らかさが持続する感触に進化。好評のグリーンフローラルの香りは踏襲し、「アルティミューン パワライジングコンセントレート N」として生まれ変わる。

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