ビジネス

ハイダー「ベルルッティ」退任で後任はクリス? 続くLVMHメンズのシャッフル

 ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)が、わずか3シーズンで「ベルルッティ(BERLUTI)」のクリエイティブ・ディレクターを退任することが明らかになった。後任には、「ディオール オム(DIOR HOMME)」のアーティスティック・ディレクターだったクリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)の名前が浮上している。

 アントワン・アルノー(Antoine Arnault)=ベルルッティ最高経営責任者は、「ハイダーはコレクションを進化させてくれた。功績に感謝したい。素材使い、色使い、そしてユニークなランウエイの全ては、メゾンの本質とリンクしていた」とのコメントを発表した。一方のハイダーは、「卓越したノウハウを持つメゾンにクリエイティビティを注ぎ込めたことを誇りに思う」と話している。

 関係者によると、ハイダーは「ベルルッティ」のコアビジネスで売り上げの70%を占めるアクセサリーの知識が欠けており、これが退任の一因だったのではベルルッティないかとしている。とはいえビジネスは堅調で、業界筋はブランドの売り上げを1億9000万ユーロ(約245億円)程度と予想している。

 「ベルルッティ」は後任をまもなく発表するようだ。「ベルルッティ」も同じ傘下のLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)は、「セリーヌ(CELINE)」にエディ・スリマン(Hedi Slimane)、「ディオール オム(DIOR HOMME)」にキム・ジョーンズ(Kim Jones)、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズにヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)を起用したばかり。LVMHは「ディオール オム」を退任したクリスが、「グループの要職に就く」としていたが、具体的なポジションについてはコメントしていない。

最新号紹介

WWD JAPAN

デジタル化で加速するサプライチェーン革命 繊維商社のDX戦略とは?

「WWDジャパン」3月1日号は、「デジタル化で加速するサプライチェーン革命」特集です。コロナ禍で加速したデジタル化が、服作りのプロセスにも変化を与えています。キーワードはDX(デジタルトランスフォーメーション)とサステナビリティ。アパレルのOEM(相手先ブランドの生産)、ODM(相手先ブランドの企画生産)を担う繊維商社は、DXを駆使して大量生産・大量廃棄の悪弊を断ち切るサステナブルなサプライチェー…

詳細/購入はこちら