ビジネス

「ニナ リッチ」がギョーム・アンリの退任認める

 「ニナ リッチ(NINA RICCI)」は3月15日(現地時間)、クリエイティブ・ディレクターのギョーム・アンリ(Guillaume Henry)がブランドを去ることを認めた。2日(同)に発表した2018-19年秋冬コレクションに触れ、「あのコレクションを最後に、3年間のコラボレーションに終止符をうち、別々の道を歩むことを決めた」と発表。次のクリエイティブ・ディレクターを発表するまで、コレクションはインハウスのデザインチームが手掛けるようだ。

 ギョームは最後のコレクションで、「コレクションは情熱、そして真実が詰まった僕からのラブレター。ただの洋服かもしれないが、今シーズンは、僕が美しい女性に対して抱くあらゆるイメージを強調した」とコメントしている。

 ギョームは「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「ポール・カ(PAULE KA)」などで経験を積んだ後の2009年、「カルヴェン(CARVEN)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。「ニナ リッチ」でのクリエイションは、リアーナ(Rihanna)やジジ・ハディッド(Gigi Hadid)らのセレブに愛された。

 ギョーム退任のウワサは、18-19年秋冬コレクションの前日に浮上。メゾンは当初、このウワサを否定していた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。