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中国の投資会社フォーサン、ウワサ通り「ランバン」を買収

 中国の投資会社フォーサン インターナショナル(FOSUN INTERNATIONAL)がランバン(LANVIN)の過半数株式を取得したことが明らかになった。現オーナーのシャオラン・ワン(Shaw-Lan Wang)を含む経営陣は引き続き少数株式を取得し続ける。

 ニコラ・ドゥルーズ(Nicolas Druz)=ランバン最高経営責任者(CEO)は、「フォーサン インターナショナルのブランドビジネスに対する知見や、リゾートビジネスのクラブメッド(CLUB MED)やライフスタイルブランドの『トム テイラー(TOM TAILOR)』などの欧州を中心とする世界市場での実績から、長期的パートナーシップの締結を決めた」との声明を発表。シモーネ・マントゥーラ(Simone Mantura)=ジェネラル・マネジャー代理も「130年以上の歴史を誇るランバンと新興企業のフォーサン インターナショナルのタッグは、大きな可能性を秘めている」と続ける。

 一方フォーサン インターナショナルの郭広昌(グオ・グアンチャン)会長は、「1世紀以上の時を経て、今なお輝き続けているブランドは少ない。世界的メゾンの新パートナーになれて光栄だ」と話した。フォーサン インターナショナル傘下のフォーサン ファッション グループでエグゼクティブ・プレジデントを務めるジョアン・チェン(Joann Cheng)は、「グループ内のラグジュアリー・ブランドの核として、まずは中国内でビジネスを拡大したい。メード・イン・フランスもしくはイタリアを貫くラグジュアリー・ブランドのポジションを堅持する」と話す。

 フォーサン インターナショナルはこのほか、イタリアの高級紳士服ブランド「カルーゾ(CARUSO)」、アメリカの高級ニットブランド「セント ジョン(ST. JOHN)」などを手掛けている。