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まさかの“ZOZODOWN” 空白の26時間が残したほろ苦い教訓

 スタートトゥデイが運営するファッションECサイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は、6月14日の午前6時頃からシステムトラブルに見舞われ、翌15日の午前8時半過ぎまで、26時間に渡ってサービスが停止した。日本最大のファッションECモールにして、月間24億PV、秒間120注文を処理する「ゾゾタウン」のトラブルは、出店テナントであるブランドのEC担当者をパニックに陥れた。多くのファッションブランドにとって“「ゾゾタウン」支店”は、リアル店舗の旗艦店をも凌ぐ圧倒的な一番店。その店舗がなんの前触れもなく停止したのだ。裏側では一体何が起こっていたのか。

 「ゾゾタウン」のエンジニアたちの長い1日の幕開けは、小さな異変から始まった。14日の早朝、ユーザーによって値段が表示されなくなったり、タイムセールが使えなくなるなどのトラブルが発生した。ただ、当初は「ゾゾタウン」側もそれほど大きなトラブルとは捉えてなかったようだ。トラブルの発生から約3時間後、テナント側にはゾゾの担当者から下記のようなメールが送られていた。

「今朝6時頃よりシステム障害が発生しており、現在、サイト・管理画面の一部で不具合が生じております。管理画面においては、データの閲覧は問題なくご利用いただけますが、データの更新作業はお控えいただきますようお願い申し上げます」

 だが、その2時間後の昼12時前に事態は急転する。

「システム障害に伴い、サイトを1~2時間程度停止する運びとなりました。復旧目処がたち次第、再度ご連絡をさせていただきます。長らくご迷惑をおかけしており、大変申し訳ございません」

 「ゾゾタウン」はトラブルを解消するため、“1〜2時間”のサイトの停止を決断。テナントであるブランド側からも、管理者画面へのアクセスができなくなった。