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ユーザー同士のレンタルを仲介 バッグ定額レンタル「ラクサス」が新サービスを発表

 バッグの定額レンタルサービス「ラクサス(LAXUS)」を提供するラクサス・テクノロジーズ(旧エス)が1月16日、個人ユーザー間のレンタルを仲介する新サービス「ラクサス エックス」をスタートした。ユーザーが使っていないバッグを同社に預けることで、レンタルサービスの商材として利用。バッグがレンタルされると、貸し出し日数に応じて月額最大2000円を受け取るか、自身がバッグを借りる際の同額ポイントとして利用ができる仕組みだ。バッグの貸し出しに際して無料で修理、クリーニングもしてくれる。ユーザーは自宅で使わずに置いてあるバッグを預けるだけで、綺麗な状態を保ちつつ、定額収入を得ることができる。これまで専門バイヤーの買い付けによってバッグを集めていた同社にとっても、新たな商材を確保する道がひらけた。

 「ラクサス」は児玉昇司エス社長が2015年2月に立ち上げたサービス。今年1月11日には社名をラクサス・テクノロジーズに変更した。現在はバイヤーが仕入れた約1万2000個のバッグを商材として扱っているが、ユーザーからのレンタルとともに今後もバイイングは継続する予定という。児玉社長は、「『ラクサス』のAI(人工知能)技術を使ったレコメンドサービスによってユーザーごとにレンタルの傾向を読み解き、在庫回転率99.9%という成果をあげている。これまでの累計貸し出し実績も80億円だ。先月『ラクサス エックス』のβ版をローンチしたところ、すでに大量のバッグが当社に届いた。需要は必ずあるものだと期待している」と語る。

 同社は16日、三井住友海上キャピタルやSMBCベンチャーキャピタルなどから7億円の第三者割当増資を完了したことを発表した。現在も追加で7億円の資金を調達中だといい、合わせて14億円の資金を調達する見込み。調達した資金はロボット開発やAI、IoT(モノのインターネット化)分野の研究に活用する。また、海外38都市での事業に本腰を入れる計画で、まずは年内にマンハッタンやパリ、ロンドン、台北、シンガポール、ソウルでのサービス展開を目指すという。

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