ファッション

LVMHがダナ キャラン インターナショナルを売却 買い手は米大手アパレルメーカー

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(以下、LVMH)は、「DKNY」の親会社ダナ キャラン インターナショナルをG-III(ジー・スリー)アパレル・グループに売却した。売却額は6億5000万ドル(約689億円)。契約は年末から2017年初めに完了する予定だ。

 LVMHは01年にダナ キャラン インターナショナルを6億4300万ドル(約681億5800万円)で取得した。業績の振るわない年が続き、15年には創業者でチーフ・デザイナーのダナ・キャランが去り、「ダナ キャラン ニューヨーク」のコレクション発表を休止した。「DKNY」では昨年4月から、「パブリック スクール」のダオ=イー・チャオとマックスウェル・オスボーンがクリエイティブ・ディレクターを務めている。

 G-IIIアパレル・グループは主に、ライセンス契約を結ぶ「カルバン・クライン」や「トミー ヒルフィガー」「カール ラガーフェルド」「コール ハーン」などのブランドに加え、自社および傘下ブランドの商品の製造・流通を手掛けている。

山河清礼奈

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