ひとつの節目という感じがします。LVMHの「マーク ジェイコブス(THE MARC JACOBS)」売却です。
LVMHがマークを「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の初代クリエイティブ・ディレクターに任命した年に大学を卒業し、2002年に「ルイ・ヴィトン」表参道店オープンの行列を取材して、絵画館で行われたパーティーには館内に本物のラクダがいて、「え、ここ歴史的建造物よね?マジでヤバい!!」と興奮した身としては、四半世紀経ってもやっぱり「ルイ・ヴィトン」成功の立役者はマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)。
神聖なLVモノグラムの上にスティーブン・スプラウス(Stephen Sprouse)のグラフィティーをプリントしてしまう大胆不敵さ、夢の島でのファッションショーにグレイス・ジョーンズ(Grace Jones)を呼んでしまうノリの良さ、ハロウインでは毎年本当にどうしようもない仮装をしてファンを楽しませる、まさにエンターテイナー。バブルはとっくに崩壊していましたが、日本のラグジュアリービジネスは絶好調でした。つまり私のキャリアの特に前半は、マーク・ジェイコブスがいたから面白かったんです。
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