アメリカを拠点とするテクノロジー企業のイーブン・リアリティーズ(EVEN REALITIES)は、ディスプレイ搭載のスマートグラス“Gシリーズ”を販売している。第1世代のスマートグラスは、599ドル(約9万2000円)で、現在世界約300の高級眼鏡店が販売。同社は第2世代もリリースしている。(この記事は「WWDJAPAN」2025年11月24日号からの抜粋です)
メディアは、タブレットではなく、
スマートグラスで楽しむ時代が到来か!?
このスマートグラスは、SNS向けのカメラや音楽再生用のスピーカーは搭載せず、ディスプレイを内蔵することで緑色の文字とグラフィックをレンズに投影。ユーザーの視界に情報が浮かび上がる。マグネシウムとチタン製のメガネは、「マイキータ(MYKITA)」や「アイシー!ベルリン(IC! BERLIN)」のフィリップ・ハフマンス(Philipp Haffmans)共同創業者率いるデザインチームがデザイン。一方のテクノロジーは、シリコンバレーで技術を習得した機械エンジニアのウィル・ワン(Will Wang)創業者兼最高経営責任者(CEO)が手掛けている。ワンCEOは、「腕時計よりも大きな可能性を秘めた、テクノロジーを搭載できるウエアラブル・デバイスはスマートグラスだ。スマートグラスは顔に装着でき、目の前に、そしてあらゆる感覚器官の近くに装着できる最も親密なアイテムであり、すでに世界の半数の人々に必要とされている」という。
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