「ディオール(DIOR)」は7月13日まで、“クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ”展をソウルの東大門デザインプラザで開催している。4月19日にはオープニングイベントが開催され、同ブランドアンバサダーを務めるBLACKPINKジス(Jisoo)をはじめとした多数のセレブリティーが参加した。
会場には、ジスのほか、ボーイズグループのトゥモロー バイ トゥギャザー(TOMORROW X TOGETHER以下、TXT)やセブンティーン(SEVENTEEN)のメンバー、ミンギュ(Mingyu)、俳優のハン・ソヒ(Han So-Hee)、キム・ミンジュ(Kim Min-Ju)ナム・ジュヒョク(Nam Joo Hyuk)、フィギュアスケーターのキム・ユナ(Kim Yuna)、ガールズグループミャオ(Meovv)のメンバー、ナリン(Narin)らが来場した。
韓国を代表するアーティストの作品も展示
同展覧会は、「ディオール」生誕70周年を祝してパリ装飾芸術美術館で始まり、その後ロンドン、上海、成都、ニューヨーク、ドーハ、東京、リヤドなどで開催。同ブランドのオケージョンドレスの歴史、クラフツマンシップを振り返り、また、創設者クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の庭園への愛も取り上げる。
展示品は、1万5000着のドレスと1万5000個のアクセサリーを誇るアーカイブコレクションの中からそれぞれの都市に合わせて新しく選定される。ソウルの展示では、オークションで発見された未公開のものから、ジスやナタリー・ポートマン(Natalie Portman)がレッドカーペットで着用したものまで約250着のドレスが登場する。
ジスは、ジャガードとサテン地のブラックドレスに、ジュエリーをあしらった“レディディオール”バッグを持って登場し、自身が着用したドレスの展示の横でポーズをとっていた。
ソウルの開催では、新しいドレスに加え、「ディオール レディ アート プロジェクト」に新しく参加する、韓国出身アーティストの作品も発表する。“もの派ムーブメント”のパイオニアであるリ・ウファン(Lee Ufan)は、彼を象徴するスタイルであるジェスチャードローイングをブラック、ミント、ホワイトの全3色のウール製バッグに施した。
展覧会のハイライトは、朝鮮の伝統的な白磁器“月壺”をコンセプトにした空間で、クリスチャン・ディオールの庭園への愛がキム・ヒョンジュ(Hyunju Kim)による繊細なペーパーアートで再現される。
来場者スナップ
イベント概要
◾️“クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ”展
日程:〜7月13日
場所:東大門デザインプラザ
住所:ソウル特別市 中区 乙支路7街 2-1