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連載 エディターズレター:MARKET VIEW 第40回

ヨーカドーも閉店 津田沼と日本の近現代史

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イトーヨーカドー津田沼店の閉店当日の様子を伝えた記事が多くのアクセスを集めました。経営不振で大量閉店を進めるヨーカドーですが、津田沼店は一番店(ヨーカドー内の売上高全国1位)だった時代も長いため、ひときわ注目が高かったようです。

津田沼は千葉県習志野市と船橋市にまたがったエリアです。戦後の高度成長期に人口が急増。1970年代後半にはヨーカドーのほか、西友、ダイエー、丸井、パルコ、高島屋が立て続けに出店し、激しい商戦は「津田沼戦争」と呼ばれました。ヨーカドーの撤退でこれらのプレイヤーは全て消えました。小売業の栄枯盛衰を感じずにはいられません。

津田沼は日本の近現代史を凝縮したような場所です。

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