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テクノロジーの力を駆使して模倣品対策を強化 「ディーゼル」がブランド保護報告書を発表

「ディーゼル(DEISEL)」は、2023年ブランド保護報告書を発表した。同報告書によると、23年に入ってから、中国やトルコ、コソボを中心に合計で8万点もの「ディーゼル」の模倣品が押収されたという。さらに、オンラインプラットフォーム上で2万7000点の模倣品が削除され、偽の「ディーゼル」のウェブサイトが500件閉鎖されたという。

「模倣品は企業が大きな成功を収める際に直面するリスクの1つ」「『ディーゼル』が積極的な対策を講じ、高度なテクノロジーを駆使して侵害品の対策をしていることを誇りに思う」とOTBグループ会長で「ディーゼル」の創業者であるレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)は述べた。

「ディーゼル」は、17年春に発表したデニム・コレクションで初の製品認証システムを導入した。20年秋には「ディーゼル」の全製品に固有のIDを作成するQRコードと12桁のコードを装備した。顧客はQRコードをスマートフォンかウェブサイト上でスキャンすることで、購入した商品が正規品か否かを確認することができる。報告書によると、この取り組みによって「ディーゼル」の模倣品は「大幅に減少した」という。

「ディーゼル」の親会社OTBグループは、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを傘下にもつ。21年にはオーラ・ブロックチェーン・コンソーシアム(Aura Blockchain Consortium)に加入し、消費者が高級品の出所と真正性を追跡できるよう、世界中のラグジュアリーブラドに開かれた単一のブロックチェーンの使用を推進している。19年にLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が同プラットフォームを開始し、その後、プラダ グループ(PRADA GROUP)とコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)が加入。OTBグループは4社目の創設メンバーとなり、RFID技術をサプライヤーと共に開発した。

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