ファッション
特集 販売員特集2023 第27回 / 全31回

京都で見つけた“自己中”な店づくり 業界人も通う古着店「ユー ルック グッド」竹内春奈さん

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PROFILE: 竹内春奈さん/「ユー ルック グッド」オーナー

竹内春奈さん/「ユー ルック グッド」オーナー
PROFILE: (たけうち・はるな)1987年生まれ、広島県出身。2006年にバロックジャパンリミテッドに入社。「スライ」の販売員を経て、関西エリアを中心に複数のブランドで店長職を経験。19年に退職し、翌1月に「ユー ルック グッド」をオープン。PHOTO:MASASHI ASABA

京都の古着店「ユー ルック グッド(YOU LOOK GOOD)」は、2020年1月にオープン。オーナーの竹内春奈さん自ら遊び心あふれるスタイリングを披露する発信で、ファッション業界人や古着ラバーのファンを増やした。京都の中心街から少し離れた、北大路エリアにある店に県外からの客が日々訪ねてくる。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月6日号から抜粋・加筆しています)

「スタイリングでは、異なる素材やフォームの組み合わせによって、引っかかりを生む“違和感”を作りたい。写真は一人でタイマーをセットして、カメラの前で動いて何枚も撮っている。その中で面白い表情やポージングを偶然捉えたものを使う」。聞くと、接客が苦手で、発信をインスタグラムに頼っているところがあるという。

悩んだ販売員時代
京都の風土に背中を押された

竹内さんは高校卒業後、バロックジャパンリミテッドに入社。地元広島県で「スライ(SLY)」の販売員としてキャリアをスタートさせた。「学生時代にカリスマ店員ブームを目の当たりにしていて、アフロや坊主など、自由なファッションで店頭に立つ『スライ』の販売員に憧れた」。売り上げを追う必要がある環境では、「自分を押し殺しているようで苦しかった」というが、“思ってないことは言わない"がポリシーだった。その後、関西圏を中心にさまざまなブランドで店長職を経験。ストレスから体調を崩したこともあったが、立ち止まって考えている余裕もなかったという。

店を持つことを勧めたのは、京都の喫茶店の店主だ。この喫茶店はユニークで、なぜか店頭で古着を扱っていた。ある時、竹内さんは店主のアメリカへの買いつけに同行した。「京都は家賃が安く、若い人がオーナーを務めるお店も多い。自分のスタイルでお店を経営しているまわりの人たちが、いい意味でハードルを下げてくれた」。

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