ファッション

「カルヴェン」2015年春夏パリ 疾走するレーシングガール

 キーワードは、1960年代、スポーツの要素、フレッシュさ。中でもギョーム・アンリは、モーターレースから着想を得たようだ。モデルが歩くスピードもとにかく早い。
 1960年代を彷彿とさせるAラインのコンパクトシルエットが基本スタイル。レーサーのユニフォームのようなコンパクトなトップスやフィットパンツなどを差し、スポーティなムードを盛り上げる。さらに、ウエストやバスト部分などをコントラストの強い色で大胆に切り替え、勢いを加味している。ただしシルクを多用することで、強さだけではない柔らかさも添える。キーディテールに用いられた大胆に走るファスナーは、まるで車が猛スピードで走り去った時にできるタイヤの痕跡のようでもあり、小脇に抱えたスクエアのバッグはヘルメットのように見えてくる。カラーパレットは、ブラック&ホワイトに加え、赤、黄、青、そしてパイソンなど強いものをチョイス。後半に登場する、日本調のレトロ柄は、絵はがきがイメージソース。鮮やかなグラフィックを多用し、疾走するカルヴェンウーマンを披露した。
 「“スピード”がインスピレーション源。イメージしたのは、F1のレーシングガール(ウーマン)のチーム。それを1960年代のアイコニックなシルエットや、日本から着想を得たグラフィックをミックスして、シンプルでクリーン、クリアーで強い女性を表現した」とギョーム。このショーの翌日には、「ニナ リッチ」への移籍の噂も飛び出し、話題になっている。

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