ファッション

「グッチ」2015年春夏 オリエンタルな柄が目を引く 新ワードローブ提案

 先シーズンに引き続き「エレガントで洗練された女性のための新しいワードローブ」を提案。今季はクリエイティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニが得意とするレトロな70年代をエッセンスに、ボウタイドレス、キュロット、デニムアイテム、トレンチコートなど、スタンダードなアイテムが登場した。

 ファーストルックは大きな金のボタンが印象的な白いミリタリージャケットに、白い膝丈のキュロット。「グッチ」を代表する緑・赤・緑のベルトをつけたスエードのショルダーバッグ、バッグ“ジャッキーソフト”をコーディネート。その後も、スエードのトレンチコート、白いIラインドレス、金ボタンディテールのローウエストパンツにレースアップのシャツ、ファー付きミニドレスと続く。カラーバリエーションはホワイト、オレンジ、デニムブルー、グリーンなど。春夏らしいカラーパレットだが、スエードの素材を多用しており、シーズンレスな印象。またオリエンタルなプリントも目を引く。レースアップ、ジャストウエストの細いコードベルト、首にタイトに巻かれたスカーフなどもポイントだ。

 イブニングドレスはミニ丈で提案。オリエンタル柄に沿って細かく配されたスパンコールが上品な輝きを放つ。

 ショー開催の夜には、「グッチ」のコスメティックのお披露目がミラノ・モンテナポレオーネ通りのブティックで行われた。「私の仕事の中でビューティの重要性はますます高まってきた。一人の女性としても、ビューティはなくてはならないものであり、『グッチ』がビューティラインを出すのは当然のことだと思う」とジャンニーニ。P&G をパートナーにカラーコスメだけでなく、将来的にはスキンケアまでそろえる予定。欧米、アジアでは9〜10月に導入。日本は来秋の発売を目指している。

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