ニュース

「ジョルジオ アルマーニ」2015年春夏ミラノメンズ 理論と感覚の双方が冴える

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」の2015年春夏メンズ・コレクションは、アルマーニらしさを全面に押し出し、顧客の要望にしっかり応える理論と感覚に基づくラインアップだ。

 アンコンジャケットの帝王として名を馳せたアルマーニにとって、快適に楽しめるジャケットは欠かせない。そこで今シーズンも提案するのは、ジャージーで作るカーディガン感覚の“羽織る“ジャケット。この感覚はコートにさえ及び、フリュイドな生地で作るトレンチコートがファースト・ルックとして現れた。コートの丈は、裾が風になびく様子を楽しむため、通常より少し長いくらいのアンクル丈。こうしたコートやジャケットに合わせるのは、左右に1つずつのタックを刻みつつも、足元で急速に細くなるテーパードパンツ。大きく膨らんだりリラックスマインドに溢れたりのトップスだからこそ、ボトムスでスタイル全体を引き締める。アルマーニのスタイルは、実に理論的だ。1つのアイテム、もしくはその素材が決まると、さまざまな理論に基づき、その1点はスタイルへと発展する。理論的だからこそタイムレスで、いつの時代もアルマーニらしさを失わない。

 そんな理論的なコレクションに感覚的に加えたのは、人間なら誰もが求める「若さ」だ。コレクション全体はネイビーや緑青、ダルカラーなど大人っぽい色使いだが、時折エンジのギンガムチェックを加え、若々しさをアピールする。水玉のモチーフも同様。レザーブルゾンなどを彩った。足元の厚底スニーカーも、王道スタイルを若々しく見せるのに一役買っている。理論と感覚。双方の共存がアルマーニのクリエイションを支えていることを再認識させた。

最新号紹介

WWD JAPAN

2020年春夏、コロナ禍でも売れたものは何だった? 富裕層の高額品消費意欲は衰えず

「WWDジャパン」9月21日号は、「2020年春夏、有力店で売れたもの」特集です。WWDで毎シーズン恒例となっている有力店の商況調査ですが、コロナ禍に見舞われた今春夏は、多くの商業施設が営業を再開した6~7月の期間で消費動向や好調なブランドを調査しました。化粧品、特選、婦人服、紳士服などの9つのカテゴリー別に各店のデータをまとめています。コロナで大苦戦という声が大半を占めると思いきや、こと特選カテ…

詳細/購入はこちら