ファッション

ユニクロが秋葉原に大型店 家電やアニメと協業した売り場

 ユニクロはあす14日に開店する「ヨドバシAkiba店」(東京都千代田区)を関係者に公開した。ヨドバシカメラの旗艦店であるヨドバシAkibaの7階に立地し、売り場面積は430坪。電化製品やアニメ・マンガなど、秋葉原のカルチャーを取り入れたコラボレーション企画で独自性を出す。土地柄多い訪日客やビジネスマンに向けた品ぞろえを拡充する。

 ヨドバシAkiba で専門店が入る7階フロアの半分ほどのスペースで営業する。マネキンのディスプレーの一部にデジタルカメラ、ヘッドフォン、フィギュア、スマホ関連機器などを置き、ヨドバシAkiba の各フロアでの扱いを紹介する。マンガの吹き出しのようなPOPでも秋葉原らしさを演出。店内アナウンスは、人気声優の緒方恵美氏が担当する。Tシャツコレクション「UT」では、秋葉原に本社を置くYKK、菓子のチロルチョコ、美容家電のヤーマン、プラモデルのバンダイスピリッツ、フィギュアの魂ネイションズなどを並べる。

 ユニクロはJR秋葉原駅周辺でアキバトリム店、アトレ秋葉原店の2店を営業していたが、ヨドバシAkiba店のオープンに伴って閉めた。ユニクロは大阪・梅田や横浜でもヨドバシカメラの上層部に店舗を構えており、買い回りで成果を出している。

 同店の橋本哲矢店長は「秋葉原は多様なカルチャーの発信地で、海外のお客さまも多く集まる。秋葉原らしい企画やイベントを定期的に行っていきたい」と話す。

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