ビューティ

カネボウ化粧品「メディア」が全面刷新 nendo協働のユニバーサルデザイン採用

 カネボウ化粧品は10月22日、セルフメイクブランド「メディア(MEDIA)」をリブランディングし、ブランド名を「メディア リュクス(MEDIA LUXE)」に変更する。“大人の未来は、美しい”を新コンセプトに掲げ、第1弾はティントルージュ、パウダーファンデーション、化粧下地、アイブロウパウダーの4アイテムをそろえる。容器デザインは、佐藤オオキ率いるデザインオフィスnendoと協働し、使いやすさとデザインの美しさを両立したユニバーサルデザインを採用した。ドラッグストアなどの取り扱い店では2026年秋冬を目処に順次切り替える。なお、ファミリーマート限定で展開するミニサイズの「メディア ミニ」は「メディア リュクス」の切り替えとともに販売終了となる。

 「メディア」は1990年に誕生。これまで“大人の肌映えメイク”をコンセプトに、大人世代の定番メイクブランドとして支持されてきたが、近年における“多様性”への意識の高まりから、「自分らしい美しさを引き出し、自分を楽しむためのブランド」としてリブランディングに踏み切った。なお、「メディア」 を含めた「メディア リュクス」2022年下期の売り上げ目標は前年同期比20%増、22年度は同12%増を目指し、中長期的に25年までに年平均成長率9%を計画する。

 スティックタイプの詰め替え式リップ“ティントルージュ”(レフィル、全6色、税込各880円※価格は編集部調べ、以下同)は、赤を基調にした血色感のある6色を展開する。それぞれ、「優しさの赤」「ほほえみの赤」「ごきげんな赤」「おしゃべりな赤」「華やぎの赤」「聡明な赤」とネーミングにもこだわった。同リップの専用ケース(全3種、税込各660円)は、形状が異なるS、M、Lの3種を用意する。Sは軽くてスリムな持ち運びに適したフォルム、Mはフィット感があり手になじみやすいフォルム、Lは適度な重みと安定感があるフォルムを採用した。
 
 “パウダーファンデーション”(全3色、セット税込各2200円、レフィル税込各1320円)は自然な明るさで肌のシミやくすみ、毛穴などをカバーし、表情の動きにもフィット。カバー力がありながら厚塗り感のない“つるん”とした肌を演出する。化粧下地“ラスティングベース”(全1種、税込1320円)は潤い感のある下地膜が皮脂や乾燥による化粧崩れを防ぐ。“パウダーアイブロウ”(全3種、税込各1540円)は、連結して使えるチップとブラシを付属し、ふんわりとした眉を演出する。

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