ファッション

「バルマン」がファインジュエリーをスタート ジェンダーニュートラルなデザインを提案

 「バルマン(BALMAIN)」は、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)=クリエイティブ・ディレクターが手がけたファインジュエリーラインをローンチした。同ラインは、ジェンダーニュートラルなデザインが特徴。素材には18Kリサイクルゴールドやコンフリクト・フリー(紛争に関与しない)の鉱物、トレーサブルな宝石を使用し、すべてフランスで生産する。

 「ファインジュエリー制作において重要だったのは、メゾンのエッセンスを忠実に反映すること。」とオリヴィエが語るファーストコレクションは、アイコニックなモチーフをデザインに落とし込んだ“ラビリンス(LABYRINTH)”と“エンブレム(EMBLEM)”という2コレクションで構成する。“ラビリンス”は、ルネッサンス期の複雑な迷路から着想を得て、創業者ピエール・バルマンのイニシャルであるPBをグラフィカルに表現したデザインが印象的。イエローゴールドをベースに、ダイヤモンドをあしらったバングルやシグネットリング、ペンダントなど9アイテムをそろえる。

 一方、“エンブレム”は、メゾンを象徴する紋章とオリヴィエが2012-13年秋冬に発表したの“ファベルジェ”コレクションが着想源。イエローゴールドとオニキス、ダイヤモンドやツァボライト(グリーンガーネット)を使い、翼の生えたライオンと王冠の紋章デザインを表現したビーズネックレスやブレスレット、ピアス、シグネットリング、ブローチなど11アイテムをラインアップする。価格帯は、2000〜3万5000ユーロ(約27万6000〜483万円)。現在は「バルマン」パリ・サントノレ通り店のみで取り扱っており、順次、公式オンランストアやファーフェッチなどでも販売を始める。今後は、不定期で新作を発表予定だという。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。