ビューティ

デジタル化の先はデータを活用して商機を得ること【今週のビューティ展望】

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 ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週はデータ活用と美容業界の女性活躍の話。(この記事はWWDジャパン2022年3月28日号からの抜粋です)

【賢者が選んだ注目ニュース】
高島屋が「売らない店」参入5年後、国内外10店舗へ
ファミリーマートが生理用品を利用・寄付できるボックスを試験設置

 「売らない店」といえば、「ベータ」のイメージがついてきたという人も最近は多いのではないだろうか。実際に足を運んでみてデジタルネイティブとのタッチポイントとして、とても今どきな店舗の形だと感じたが、この業態に老舗百貨店の一つである高島屋が参入することに注目した。店舗で商品を売ることを目的とせずに、サービスや体験を提供する「ものを売らない」店づくりには、すでに丸井グループや大丸松坂屋が取り組んでいる。

 「売らない店」はECとリアル店舗をつないだOMO型であり、店内でこれまでの売り場では集めてこなかった購買前のデータが収集できるのが特徴だ。このデータを次のマーケティングや購買戦略に生かせる企業が今後成長していく。ビジネスの根本はデータをいかに次のマーケティングに生かすかと言っても良いだろう。「売らない店」に関しても、集まったデータをいかに活用するかが鍵になるはずだ。

 また、その場で買わなくても良いという消費者にとっての心理的安全性も大きいはずだ。「購入しなくてはいけない」と思ってしまうから、販売員に話しかけられることを苦手と感じる人も多い。例えばこの「売らない店」の業態を取り入れると百貨店にあるコスメブランドのカウンターに足を運びやすくなるという人もいるのではないだろうか。

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