ビジネス

中国で「推し活規制」 タレントの広告起用への影響は?

有料会員限定記事

 中国市場ではファンの購買力や拡散力を指標に、タレントを広告起用することが一般的だ。最近では「デュオ(DUO)」「セルヴォーク(CELVOKE)」「アテニア(ATTENIR)」など日本ブランドが相次いで中国アイドルグループメンバーを起用して話題となった。一方で、ファンの熱狂的な応援活動や購買に対して、国による「推し活規制」が始まった。

 規制の開始を受け、中国における日本企業のマーケティング支援やタレントプロモーションを行うエーランドは「中国タレント広告起用ガイドブック」を作成し、サイトで配布する。エーランドの安田加奈子代表は「ファンの中での遊びが限度を超えて、社会問題になったのが今回の規制の要因だ」と解説する。

 そもそも、現在の中国のアイドル応援文化は、韓国アイドルの応援方式が輸入されたもの。K-POPグループEXOの中国人元メンバーの人気をきっかけに、ファンが出資する誕生日広告やアンバサダーブランドの商品購入による応援などが広まった。エーランドによると中国のアイドルファン層は、女子大生を中心とする都市部の若者女性が8割以上を占める。この消費者層にアプローチしたい業界からの広告起用が増え、昨年の企業広告アンバサダー市場は180億元(約3197億円)に達した。

購入の煽り文句やオーディション番組を規制

この続きを読むには…
残り1543⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“衣食住働遊”を掲げ、5年で売上2.5倍! 躍進するスノーピークの秘密

5月23日発売の「WWDJAPAN」は、スノーピーク特集です。アウトドアメーカーとして知られる同社は、今最も勢いのある企業のひとつ。コロナによる自然回帰の流れもあり、2021年12期の売上高は過去最高の257億円を達成し、ここ5年で2.5倍に成長しています。キャンプ道具だけでなく、アパレルや住まい、温浴施設、オフィス開発など、“衣食住働遊(どう・ゆう)”を掲げた多様な事業でアウトドアの価値を発信し…

詳細/購入はこちら