ファッション

マクアケ関西支社長がカイハラのデニムなど成功事例を紐解く 地方メーカーの心構え(後編)

有料会員限定記事

 モノづくりには長けている地方のメーカーやブランドが日本、そして世界に羽ばたくために必要なのは、消費者とのコミュニケーションだ。to Bのビジネスに依存していたメーカーにとって、独自の技術の何がto Cでも響くのか?そして、それをどう発信すれば良いのか?を思考・実践するのは難しい。そこで、地方メーカーとのプロジェクトが増えているマクアケの、全国を飛び回っている松岡宏治関西支社長にさまざまな事例から学ぶべき地方ブランドの課題と、「マクアケ」を使った解決法を聞いた。

Makuakeの実績が、
新たな法人との取引に繋がった

 「マクアケ」を通して生活者に直接自分たちの商品の価値を伝えることによって、結果的に新たな法人との取り引きが生まれた事例もあります。17年から毎年プロジェクトを行っている、ワシオの「もちはだ」というブランドです。50年以上も続く超ロングセラー肌着である「もちはだ」を、南極でも通用する快適な暖かさにファッション性を加え、冬の新しいスタイルとして提案しました。もちろん生活者からは非常に高い支持を得て、初回は650万円、2回目は1100万円を超えるほど。今年のプロジェクトは、大手繊維商社からの声かけで実施に至ったのですが、過去のプロジェクトで生活者に支持されていたことがきっかけになったそうです。生活者に向けた今までの真摯な取り組みが、法人企業をも動かすことを証明しました。

この続きを読むには…
残り1189⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2022年版繊維商社特集 有力企業8社の「今とこれから」を写真と記事で読み解く

「WWDJAPAN」7月4日号は、10年以上に渡って続くロングラン企画の「2022年版 繊維商社特集」です。海外出張と重たいキャリーバック、トラブルシューティングなど体力と精神力が必要で、かつては男性が多かった商社ですが、今では女性も増えています。また、SDGsやサステナビリティなどの社会貢献や働く意義がより問われる中で、会社側の考え方や評価のKPIも徐々に変わりつつあります。

詳細/購入はこちら