デニムブランド「ラングラー(WRANGLER)は12月13日、製造期間はわずか1年で、“幻”と呼ばれるジーンズ“11MWZ”とデニムジャケット“24MJZ”の1964年モデルを復刻販売する。さらに、アーカイブの中でも人気の51年モデル、58年モデルも日本製となり再復刻する。
11MWZ 1964モデル
1964年に発表された、シームを巻き縫いにせずオープンシームで縫製したセルビッジ仕様の“11MWZ”。製造期間はわずか1年、そして「ラングラー」のジーンズには珍しいセルビッジの見えるオープンシームで縫製であることから、この“11MWZ 1964モデル”は、後にマニアの間では貴重なビンテージ・ジーンズとして知られることになる。今回、その“11MWZ 1964モデル”を復刻。専用に開発したブラウン×グリーンのラインが入ったオリジナルのセルビッジデニム。通常の「ラングラー」が採用する巻き縫いではなく脇割り仕様となっている。サイズは28〜34、36、38インチを展開。価格は3万5200円。
24MJZ 1964モデル
“11MWZ 1964モデル”の復刻に合わせ、同じく64年のデニムジャケット“24MJZ”も初復刻。左右に付いた胸ポケット、ペン差しの仕様がボタンホール、フロントヨークのタブ、ウエストアジャスターなど実用面を追求しながらアップデート。専用に開発したブラウン×グリーンのラインが入ったオリジナルのセルビッジデニムを使用している。サイズは36、38、40、42、44インチを展開。価格は5万9400円。
11MW 1951モデル
「ラングラー」ブランドとして初の本格的ジーンズ“11MW”。馬具への傷を防ぐ"ノースクラッチリヴェット"や乗馬時に使いやすい高さのバックポケットとウォッチポケット、7本ベルトループなどのちに継承される「7 ICONS」が導入されている。内股・脇、共に巻き縫いが採用されるなど、ブランドを代表するジーンズの1951年モデルが再復刻。サイズは28〜34、36、38インチを展開。価格は3万5200円。
111MJ 1951モデル
前身であるプロトタイプ“11MJ”を基に改良を加えた“111MJ”の1951モデルが再復刻。「丸カン」と呼ばれる円形のバータックで留めた二重のプリーツやスナップボタン留めのフラップポケット&カフス、そして背中のアクションプリーツと連動するエラスティックバンド、サイドアジャスターといったフィット感を訴求した。サイズは36、38、40、42、44インチを展開。価格は5万9400円。
11MWZ 1958モデル
“11MW”からのマイナーチェンジを経て誕生した”11MWZ“。ボタンフライからジッパーフライへと変更され、オフセットされていた後中心ループもセンターへ。「7 ICONS」は継承しながらも、後ポケットラベルが革からプラスチックへと変更され、縄目で描かれた「ROPE Wrangler」も、内巻きから外巻きへと変更されている。再復刻モデルは、サイズは28〜34、36、38インチを展開し、価格は3万5200円。
11MJZ 1958モデル
“111MJ”をベースにしながら、さまざまなディテールがマイナーチェンジされ誕生した“11MJZ”。身頃に2つのスラッシュポケット、左胸にスナップボタン留めのフラップポケット、独創的なディテールが目を引く。最も特徴的なのは、フロントの合わせがトップのみボタンで、メインにはジッパーを用いている点で、利便性やフィッティングをアシストするように背中には左右3本ずつのエラスティックバンドが施されている。サイズは36、38、40、42、44インチを展開。価格は5万9400円。
