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ファッション&占いエディターの青木良文が指南 “風の時代”の生き方と働き方

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 大手企業の副業解禁やフリーランスの増加、二拠点生活などのライフスタイルの変化、そしてコロナ禍でテレワークが推進されるなど、世の中の仕事を取り巻く環境が激変している。その中で、西洋占星術の世界では昨年末に約200年続いた“地の時代”が終わり、次の200年ほど続く新たな“風の時代”がスタート。価値観は“所有”から“共有”、“組織”から“個人”、“物質”から“情報”が重視される時代に転換しており、このパラダイムシフトには、未来を読み解くヒントがあるという。

 ファッション&占いエディターの青木良文さんは、「フィガロジャポン(madame FIGARO japon)」で編集者としてファッションと占いページを担当するかたわら、「ヴェリィ(VERY)」「ヴァンサンカン(25ans)」などの多数の媒体でも占いコンテンツに携わり、ファッションやビューティブランドのトークイベントなどにもひっぱりだこ。いち早く多様な働き方を実践し、占いで時代の流れを読む青木さんにこれからの “風の時代”の生き方、働き方、ファッション&ビューティ企業のあり方についてヒントを教えてもらった。

WWDJAPAN(以下、WWD):青木さんはどう今の働き方にたどり着いた?

青木良文(以下、青木):新卒で商社に入社し、学生時代からのファッションデザイナーになる夢が諦めきれず、2年で退職してから文化服装学院の服飾研究科に入ってファッションを学んだ。しかしパタンナーやデザイナー職には就職できず、文化出版局で正社員となり編集者として経験を積んだ。その後、「フィガロジャポン」へ転職。その後独立を決めて、キャリアチェンジしたのは2012年。その時には既に占いを学び、実践していて、これからやってくる新しい時代は個を強くしておかないと厳しいと感じていた。

WWD:占いを仕事にしたきっかけは?

青木:編集仕事の中で占いに出合い、学びはじめた。それで周囲の人のことも占ってみたら、たくさんの気付きがあり、運気を知ることで流れがスムーズになることを実感した。今はSNSで読者とのつながりが見えるけれど、当時は読者の役に立てている感覚が薄かったので、占いによって役立てることが楽しくて。そんな中で2011年に東日本大震災が起こった。大きな事象が起こると生き方を考える人が多く、占いに注目が集まりやすくなる。そのこともあって、占い仕事の依頼を受けるようになった。今もコロナ禍やTV番組の影響もあって占いがブームになっている。

WWD:今はどのような働き方を実践している?

青木:私の仕事のテーマはシェアと枠を超えること。「フィガロジャポン」ではファッションや占いページの編集者、「ヴェリィ」など他媒体では占いページの監修、また占い関連のトークショーにも登壇している。仕事内容だけでなく、経済誌から男性誌、ファッション誌までジャンルを超えて、美容や旅、コミュニケーションなど色んな角度で表現している。

“風の時代”の新しい価値基準はZ世代に学べ

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