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それは血を流して得た知見 エディターズレター(2020年11月20日配信分)

※この記事は2020年11月20日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editor's Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

それは血を流して得た知見

 今週、弊社主催のファッション・ビューティ&ビジネストレンドセミナーが終了しました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。来春は、さらにブラッシュアップして臨みますので、次回もぜひご期待ください。

 トレンドセミナーの開催に際して、一番悩んだのは価格でした。「媒体を売る」から「コンテンツを売る」ビジネスへのシフトを迫られる中、弊社販売部長は大いに悩んだようです(笑)。最初の悩みは、「プリントメディアで毎週、ウェブなんか毎日・毎時情報を届けている中、参加者の皆さんから1万円以上を頂戴して良いのか?」というもの。特にウェブは現状、ほとんどが無料コンテンツですから、悩みますね(笑)。次なる悩みは、「オンライン受講も、オフラインと同額でいいのか?」。たしかにテック系が無料のウェビナーをバンバン開く中、「オンラインも1万2000円になります」というのは勇気が必要かもしれません。

 が、フタを開ければ、すべては杞憂でした。目標以上の皆さんにご参加いただき、うち7割弱はオンライン受講でした。販売部長も安堵したことでしょう。

 以前もそんなお手紙を書きましたが、値付け、プライシングは本当に難しいですね。特にデフレから脱却できない今、デジタルには(内容はともかく)フリーの情報が溢れています。しかるべき対価をいただくのは、当然のハズですが、ぶっちゃけ勇気も必要です。

 でも先日、コンサル企業のCEOから、こんなお話をいただきました。来週号の「WWDジャパン」に掲載していますが、「他の業界が血を流して得た知見」です。CEOは、「他の業界が苦しんで、血を流して得た知見が手に入るんだから、ファッション業界は幸せですよ」と説きます。その知見を手に入れるための対価は、「WWDジャパン」の購読料です。血を流すか?1号500円を払うか?どちらか安いか?は自明ですね。ちなみにその企業は、経営陣を対象に75万円なんてセミナーも開催しているそう。オンラインになっても、影響は皆無だそうです。

 改めて、自信を持ちました。私たちが発信する情報は、皆さんの努力、決断から生まれたものです。その情報には、しかるべき対価をいただく価値がある。そして得た資金を糧に、次の取材に邁進する。そう考えたいと思います。そして、そんな努力を拝見・拝聴してコンテンツとして発信するため、取材対象者には今まで以上に誠実に向き合わなければと感じたのです。アパレルやビューティも、一緒ですよね?

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

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業界に贈るZ世代の声 ファッション系サークル所属の 大学生がサステナブルを語る

「WWDJAPAN」9月20日号は、ファッション系のサークルに所属する大学生とタッグを組んで、Z世代のファッションやサステナビリティに関する意識に迫りました。青山学院大学、慶應義塾大学、上智大学、早稲田大学から生まれた団体の活動内容や業界への思い、お気に入りのアイテムなどを紹介します。ファッションが好きだからこそ洋服の大量廃棄問題や環境への負荷について、学生目線で「できることはないか」と考える学生…

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