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ロコンドの3〜11月期は大幅増益 期末に初の配当実施

 ロコンドの2020年3〜11月期決算は、営業利益が11億3500万円(前年同期は1億8900万円の赤字)と大幅増益だった。「ファッションウォーカー」の買収や人気ユーチューバーのヒカルと取り組むD2Cブランドが好調で取扱高が伸びた上、テレビCMからYouTubeに広告を切り替えたことで販管費を大幅に圧縮、粗利率(対取扱高比)は2.3ポイント改善し、38.5%になった。今期から猛烈な勢いで進める“YouTube戦略”が大当たりしており、さらなる成長にアクセルを踏む。

 21年2月期通期に初の黒字化をほぼ確実にしていることを踏まえ、期末には初の配当を実施する。金額は明らかにしていないものの、12億円を見込む純利益のうち10%を配当に充てる考え。EC企業やEC化率の高いブランドへのM&Aも検討する。

 商品取扱高(GMV)は同8.1%増の149億円、売上高は同18.2%増の75億円、売上総利益は同15.3%増の57億円、経常利益は11億4000万円(同1億8900万円の赤字)、純利益は8億3600万円(同2億800万円の赤字)だった。ECモール事業のアクティブ会員数は102万人、平均出荷単価(返品前)は9967円だった。

 ヒカルとコラボしている「リザード(REZARD)」を筆頭に好調なD2Cブランド事業は、ユーチューバーの関根リサと共同開発したナースシューズブランド「コンフィ(COMFY)」、スザンヌとの「セレンセクール」など6ブランドをすたーとしているが、春までにもう2ブランドを追加する。

 21年2月期通期は、GMV200億円、売上高100億円、営業利益15億円、経常利益15億円、純利益12億円の見通し。

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