ファッション

「ユニクロ」が考える“新常態”で求められる服とは? 21年春夏は快適性を3テーマで追求

 「ユニクロ(UNIQLO)」の2021年春夏は、「Find Your Healthy」をテーマに、ニューノーマルのライフスタイルにフィットする商品をそろえる。在宅ワークやちょっとした外出を意識した商品群、パジャマなどのリラックスウエア、スポーツやアウトドアシーン向けの商品群の3軸でシーズンを構成。コロナ禍を背景に高まっている快適性や心地よさへのニーズに応えるため、改めて機能性の打ち出しも強化している。

 「NEW WEAR FOR NEW LIFE」カテゴリーは、在宅ワークなどでオンとオフの境界が曖昧になった暮らしに対応する商品群。「ユニクロ」は20年春夏も休業明けの6月以降、まさにこうしたニーズをつかんで売り上げを伸ばしており、21年春夏も提案に力が入っている。ウィメンズでは、クリーンな印象ながら着心地が柔らかい肉厚なジャージー素材を使ったトップス、パンツ、ノーカラージャケットのセットアップや、サテン地のリラックスパンツなどを企画。メンズは“感動ジャケット”“感動パンツ”のセットアップのバリエーションなどをそろえる。

 「HOME」のカテゴリーでは、パジャマ類などでよりリラックスした“おうち時間”に対応。表地がコットンで、肌に触れる部分が“エアリズム”になったメンズTシャツが20年春夏に大ヒットしたことを受け、それのウィメンズTシャツやブラタンク、パジャマなども作っている。“エアリズム”のシーツやピローケースも引き続き打ち出す。リラックスウエアとして、毛足のあるモコモコタッチの素材も新たに加わった。

 「FRESH AIR & FIT」のカテゴリーでは、ランやヨガといったスポーツの場面に加え、日常生活でも着られる速乾性のウルトラストレッチのパーカーやレギンスパンツを充実する。キャンプなどのアウトドアアクティビティーが盛り上がっていることを受け、ナイロンのユーティリティーパンツやアノラックなどもそろえた。

「自宅洗濯可能」「アイロン不要」に改めてフォーカス

 シーズンを通して、自宅で洗濯が可能、シワになりづらいといった機能面に改めて向き合い、快適さを求める声に寄り添う。「コロナ禍を受け、自宅に帰ったら服を即脱いで洗いたいといったお客さまも増えている。洗った服はすぐに乾いてほしいし、アイロンなしで手間なく着たい」(広報担当者)といったニーズに対し、アイロン不要のジャージーのボタンダウンシャツや、洗えるプリーツスカートなどを企画している。

 快適性の打ち出しの一環として、展示会ではブラトップなどのウィメンズインナーにも改めてフォーカス。機能性をより分かりやすく伝えるため、「ワイヤレスブラ ビューティーライト」は「ワイヤレスブラ 3Dホールド」に12月7日から名称を変える。また、以前から販売していたもののあまり認知されていなかったシューズに関しても、改めて足入れの良さなどをアピールし、消費者に伝えきれていなかった機能面を伝えていくという。

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