ファッション

“スマイリーフェイス”を巡ってニルヴァーナと「マーク ジェイコブス」が訴訟中

 マーク ジェイコブス インターナショナル(MARC JACOBS INTERNATIONAL 以下、MJI)が、ロックバンドのニルヴァーナ(NIRVANA)のアイコンともいえる、目が“X”の形をしたスマイリーフェイスのロゴの一部を変えて使用したことが著作権侵害だとしてニルヴァーナに提訴された件について、11月2日にカリフォルニア州連邦裁判所にサマリージャッジメント(陪審員の評決を必要とせずに裁判所の判断によって訴訟を終了させる略式判決)を求めたことが明らかとなった。

 MJIはニルヴァーナのスマイリーフェイスの目の部分を“M”と“J”に変更し、Tシャツやセーター、靴下などにあしらった商品を展開。これをニルヴァーナは権利侵害だと主張したが、MJIは①ニルヴァーナにそもそも権利がないこと、②ボーカルのカート・コバーン(Kurt Cobain)がロゴをデザインしていないことなどを主張し、ニルヴァーナの訴えに正当な理由はないと反論した。MJIは、MJIが反訴している分も含めすべての訴訟においてニルヴァーナの主張を退けるよう裁判所に求めているのに加えて、同バンドが所有するスマイリーフェイスの著作権も登録取り消しを求めている。これに対してニルヴァーナの代理人は、MJIの主張について「法的にも事実的にも欠陥がある主張。われわれは(サマリージャッジメントの)要求に対して強く反対し、最終的に勝訴することを信じている」とコメントした。

 さらにMJIの代理人は、目の部分を“M”と“J”に変えていることで問題のデザインと同一性はなく、「そもそもスマイリーフェイスはどこにでもある一般的なシンボルであるから、消費者はニルヴァーナやその他のいかなる特定の対象とも結び付けてイメージすることはない」と主張する。

MARC JACOBS x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2027年春夏トレンドブック キーワード、注目アイテム、素材、色、柄、ディテール、バッグ&シューズの全てを網羅

11月9日発売の「WWDJAPAN」は、2027年春夏トレンドブックです。今回もニューヨークとロンドン、ミラノ、そしてパリという四大都市のファッションショーを取材した「WWDJAPAN」編集部が、次の春夏のムードを大展望。半年先の空気感を表現した「キーワード」を筆頭に、「注目アイテム」「素材」「色」「柄&モチーフ」「ディテール」「バッグ」「シューズ」「アクセサリー」を見出しました。ブランドの企画担…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。