ファッション

“スマイリーフェイス”を巡ってニルヴァーナと「マーク ジェイコブス」が訴訟中

 マーク ジェイコブス インターナショナル(MARC JACOBS INTERNATIONAL 以下、MJI)が、ロックバンドのニルヴァーナ(NIRVANA)のアイコンともいえる、目が“X”の形をしたスマイリーフェイスのロゴの一部を変えて使用したことが著作権侵害だとしてニルヴァーナに提訴された件について、11月2日にカリフォルニア州連邦裁判所にサマリージャッジメント(陪審員の評決を必要とせずに裁判所の判断によって訴訟を終了させる略式判決)を求めたことが明らかとなった。

 MJIはニルヴァーナのスマイリーフェイスの目の部分を“M”と“J”に変更し、Tシャツやセーター、靴下などにあしらった商品を展開。これをニルヴァーナは権利侵害だと主張したが、MJIは①ニルヴァーナにそもそも権利がないこと、②ボーカルのカート・コバーン(Kurt Cobain)がロゴをデザインしていないことなどを主張し、ニルヴァーナの訴えに正当な理由はないと反論した。MJIは、MJIが反訴している分も含めすべての訴訟においてニルヴァーナの主張を退けるよう裁判所に求めているのに加えて、同バンドが所有するスマイリーフェイスの著作権も登録取り消しを求めている。これに対してニルヴァーナの代理人は、MJIの主張について「法的にも事実的にも欠陥がある主張。われわれは(サマリージャッジメントの)要求に対して強く反対し、最終的に勝訴することを信じている」とコメントした。

 さらにMJIの代理人は、目の部分を“M”と“J”に変えていることで問題のデザインと同一性はなく、「そもそもスマイリーフェイスはどこにでもある一般的なシンボルであるから、消費者はニルヴァーナやその他のいかなる特定の対象とも結び付けてイメージすることはない」と主張する。

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