ファッション

ビヨンセがネット専業ブランド「フィヨンセ」との訴訟を取り下げ 代表曲をもじったアイテムの発売差し止めを求め

 歌手のビヨンセ(Beyonce)は、米テキサス州にあるネット専業ブランド「フィヨンセ(FEYONCE)」がビヨンセの名前に似たブランド名を使用していることやビヨンセの代表曲の1つ「Single Ladies (Put a Ring on It)」を連想させるような文言を使用したアイテムを複数販売していることがビヨンセの知名度を不当に利用し、ビヨンセとブランドの間に関係があるかのように消費者に誤解させる恐れがあるとして商標権侵害と不正競争などを訴えた2016年の訴訟を取り下げた。

 裁判所は18年9月、文言が明らかにジョークだと分かる内容であれば両者が無関係だというのも明らかだと判断し、ビヨンセ側の主張を退け和解を勧めたところビヨンセ側が訴えを取り下げたことから、何らかの話し合いがもたれたものと推察される。

 和解に関する詳細は不明で、ビヨンセ側からも「フィヨンセ」側からもコメントは得られなかった。

 ビヨンセ側が提出した訴状によると、「フィヨンセ」の文字はビヨンセの登録商標とフォントが類似しており、「“フィアンセ(fiancè)”をもじった『フィヨンセ』というブランド名は、ビヨンセと彼女の代表作を想起させる」と主張していた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。