ファッション

アウトドアの「アンドワンダー」が丸の内に5店舗目を出店 今後はオフィス用セットアップも企画

 TSIホールディングス傘下のアウトドアブランド「アンドワンダー(AND WANDER)」は10月24日、東京・丸の内の新東京ビル1階に新店を開いた。東京・元代々木の直営店やミヤシタパーク、名古屋のラシックなどに続く5店舗めで、売り場面積は約135平方メートル。アウトドアとファッションの両面を打ち出すブランドとして、ゆくゆくはビジネス街の丸の内にあわせたセットアップなども企画する考えがあるという。

 店はショッピングストリートである丸の内仲通り沿いで、同じビルには、「エルメス(HERMES)」の丸の内店や伊勢丹がプロデュースする「イセタンサローネ メンズ」なども出店している。内装を手掛けたのは、ミヤシタパークの店舗と同様スキーマ建築計画の長坂常。クライミングロープなどを取り入れた可変型の什器を多用し、店頭でのイベント開催や展示にも柔軟に対応できるようにているのがポイントだ。

 「海外は卸での拡販を進めるが、国内は今後も主要都市に各1店は出店していきたい」(奈良誠事業部長)という。ビジネス街の丸の内はアウトドアブランドとは縁遠く感じる立地だが、近ごろはゴールドウインなどアウトドアメーカーのショップも増えている。「平日と休日とで客層がガラリと変わる丸の内は、アウトドアとファッションという両面を打ち出す『アンドワンダー』にぴったりだと考えた。スーツ姿のビジネスマンが防水のアウトドアアウターを着ているといったケースも増えており、親和性はある」と分析する。そうした背景から、2021-22年秋冬をめどに、ブランドが得意とする機能性を盛り込んだビジネスシーンでも着られるセットアップなども拡充していく考えがあるという。

 オープンに合わせて、日本環境設計が手掛ける循環型経済推進ブランド「ブリング(BRING)」の製造過程の紹介や一部商品を刺しゅうでカスタマイズして販売するイベントなどを実施。また、今秋から「アンドワンダー」の商品を積んだ移動販売車のプロジェクトもスタートしており、丸の内店で移動販売車をお披露目。今後、登山口やイベントなどに出向いて販売を行っていくという。

最新号紹介

WWD JAPAN

アウトドア消費の現在地と未来 ブームは一過性か、それとも日常に定着するか

「WWDジャパン」11月30日号は「アウトドア」特集です。アウトドアウエアが日常的に着用され、商業施設の目玉テナントとして誘致されるなど、市場を席巻しています。キャンプやハイキングなどはコロナ禍に最適なレジャーとしても注目されていますが、このブームは一過性のものなのか、あるいは日常に定着するのか。特集では、自然の豊かさを多角的に発信するアウトドア企業のトップや、ファッション視点で市場を見てきた名物…

詳細/購入はこちら