ファッション

バッグメーカーのエースが自社工場で布マスクを生産 アフターコロナの“旅の必需品”として販売

 バッグ&ラゲージメーカーのエースは7月から北海道赤平市に構える自社工場で布マスクの製造を開始することを発表した。抗菌・抗ウイルス性能を持つ素材を使用し、洗って繰り返し使用できる布マスクを商品化する。月1万枚の生産を目指して、7月下旬から出荷し商品は直営店舗とオンラインストアでの販売を予定。

 同社広報は「新型コロナウイルスの収束後もマスクは旅の必需品になっていくとの考え、抗菌・抗ウイルス性能を持つマスクを自社で生産して販売していく。エースは“トラベルソリューションカンパニー”として旅の安心安全を考えたライフスタイルを提案したい」とコメントした。

 エースは自社工場を北海道と中国に構えている。北海道の赤平工場は延床面積3万1659平方メートルの巨大な施設で、ハードラゲージやソフトラゲージの素材の形成から組み立てまで一貫して行う国内唯一のラゲージ工場だ。現在は日数を制限しながら営業し、中国工場は3月末から再稼働しているという。

新型コロナウイルスの最新記事はこちらから

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。