ファッション

手持ち服をAIが自動コーデする「クローゼット」がジンズとトレファクから2億円の資金調達 

 タンス在庫の着回し提案サービス「クローゼット(XZ)」を運営するスタンディングオベーションはこのほど、ジンズホールディングスとトレジャー・ファクトリーから総額2億円の資金調達を行った。「クローゼット」を運営するスタンディングオベーションは博報堂出身の荻田芳宏氏が2014年にスタートした注目のファッションテック企業。これまで、アイスタイルや繊維商社の豊島のCVC、世界的なデザインコンサルティング企業アイディオ(IDEO)系列のファンドD4Vなどから出資を受けており、今回の資金調達で総額は5億5000万円になる。

 ユーザーが手持ちの服やコーディネートをシェアすると、AIが自動でコーディネートを提案してくれる。ユーザーの膨大な手持ちの服=タンス在庫をデータ化することで、世界に類を見ない“オンライン・クローゼット”を実現している。手持ち服の登録データは1700万点、アプリは110万ダウンロードを突破している。今回調達した資金は開発体制の強化やAI機能の向上、法人向けのSaaSエンジンの開発などに投じる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。