ファッション

D2C企業が韓国アパレル&化粧品の発注から販売をサポート コロナで仕入れ不可となった企業を優先

 インフルエンサーD2Cブランドのプラットフォームを提供するPATRAは、韓国アパレルと化粧品の発注から販売までをサポートする新サービス「オーナーズ バイ パトラ(OWNERS BY PATRA)」をリリースした。同社が韓国に持つ子会社PATRA KRを通じて、これまで蓄積・開発してきた韓国アパレルや化粧品の受発注システム、商品データベース、物流オペレーション、販売プラットフォームを開放する。これにより、日本から韓国の商品を買い付けたり、現地の工場に生産の依頼を出したりすることが可能になるほか、生産から販売がワンストップでできる。4月末まで手数料無料で先行利用パートナーを受付中で、新型コロナウイルスなどの影響で商品仕入れが行えなくなった企業を優先的にサポートするという。

 同サービスは短納期小ロットでの生産や仕入れに特化しており、最短10日間での輸入仕入れが可能。仕入れは1SKU当たり3着からで、生産は1SKU50着から。10以上の現地工場から商品企画に応じて選ぶことができ、受注生産も可能だという。仕入れは韓国の東大門を中心に約1万種類の商品から選べる。また、現地の子会社を通じて直接オペレーションをしているため、ノベルティーの同封や検品、タグの取り付けなど細かい作業の指示を行える。

 PATRAは2016年に女性向けの分散型メディア「パトラマガジン」からスタート。18年1月に自社ブランド「メロウネオン バイ パトラ(MELLOWNEON BY PATRA)」を設立してアパレル事業に参入し、現在は複数のインフルエンサーブランドを運営している。商品の生産背景は主に韓国で、19年に韓国に現地法人を設立している。

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