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「ユニクロ」の中国休業店舗は約270店に拡大 コロナウィルス、SPA企業の生産にも今後影響

 中国国内だけでなく、世界中で新型コロナウィルスの感染が拡大している。中国本土に出店する日本のSPA企業も、刻々と対応の変化を迫られている。

 ファーストリテイリングは2月3日時点で、感染の発生地である湖北省武漢市を含む地域の「ユニクロ(UNIQLO)」約270店を一時的に休業している。1月27日時点では休業店舗は約50店だった。「ジーユー(GU)」については休業店舗はないという。

 良品計画の「無印良品」は2月2日時点で、中国本土内の95店の営業を停止している。武漢市内の全10店舗もこの中に含まれている。

 「ジンズ(JINS)」は武漢市内の全7店を閉鎖。他地域でも出店先のSCの閉店に準じて営業を停止しており、現在は累計で約50店が閉店中という。

 また、中国は日本のSPAブランドにとって消費地としてだけでなく、生産地としても非常に大きな役割を担っている。「中国当局が各所に旧正月(春節)休暇の延長を指示していることから、取り引き先の工場は引き続き休業中」といった状況が各社から聞こえてくる。「今後、生産面で少なからず影響が出てくると見ている」(ファーストリテイリング)という。

 なお、日本国内の春節商戦については、「店舗によっては中国からのお客さまが減少しているが、売り上げへの大きな影響は現時点ではない」と、ファーストリテイリング、ジンズはコメントしている。

【追記】2月4日時点では、「ユニクロ」の休業店舗は約280店にまで広がっている。