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元NBAのスーパースター、コービー・ブライアントがヘリコプター墜落で死去

 NBAのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)で活躍したコービー・ブライアント(Kobe Bryant)が26日(現地時間)、ヘリコプターの墜落事故により死亡した。41歳だった。地元メディアによるとヘリコプターはロサンゼルスのカラバサスで墜落し、次女のジアーナ(13歳)ら乗客9人全員が死亡した。現在、事故の原因究明に向けて調査が行われているが、発生時周囲は濃い霧に覆われていたという。

 その高い攻撃力から猛毒蛇の“ブラックマンバ(Black Mamba)”の愛称で知られたコービーは、1996年に17歳でレイカーズに入団。2016年に引退するまでの20年間レイカーズ一筋でプレーし、チームを5度のリーグ制覇に導いた。個人では、NBA歴代2位の1試合81得点の記録を持ち、オールスターには18年連続で選出(NBA記録)されたほか、米国代表としてオリンピックで2つの金メダルを獲得するなど、デビュー初期から引退まで長きにわたりNBAを代表するスーパースターとして活躍。引退後、レイカーズはコービーが背負っていた「8」と「24」を永久欠番とし、今年のバスケットボール殿堂入り候補にも選ばれていた。

 長年の選手生活の中では、アディダス(ADIDAS)が1996年のデビューから6年にわたり彼をサポートし、“アディダス KB8(ADIDAS KB8)”などのシグネチャーモデルを発表。その後、2003年にナイキ(NIKE)と契約し、“ズーム コービー(ZOOM KOBE)”や“コービー X エリート(KOBE X ELITE)”などが生まれた。

 事故の数時間前にコービーは、レイカーズのレブロン・ジェームズ(LeBron James)が自身の持つ通算3万3643得点を抜いて歴代3位に浮上したことを祝福するツイートを投稿しており、これが生前最後のツイートとなった。

 NBAの各チームはコービーの死を受け、試合開始直後のショットクロックの24秒(コービーの背番号)を使い切るなどして哀悼の意を表し、P・J・タッカー(P. J. Tucker)らは自らのシューズに「LOVE YOU KB24」や「LEGENDS ARE FOREVER」とメッセージを書き出場。バスケットボール好きで知られるネイマール(Neymar)は同日夜の試合でゴール後、「24」のハンドサインを示し祈りを捧げた。