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小さな香水を気に入ったらどんどん買い足したい ファッションフリークOL「WWDビューティ」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDビューティ」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuのリアルな目線を生かした「このニュースからはコレが見える」という切り口で、さまざまな記事につぶやきを添えます。

今日のニュース:P.5『香水市場拡大のカギを握るミニサイズ』

読み解きポイント:「“ちょっと”をたくさん、欲しいんです!」

ニュースのポイント

 富士経済によると2019年のフレグランス国内市場は前年比4.8%増の431億円を見込むという。さらなる拡大に向け、エントリー層の需要拡大を狙って各社が打ち出しているのが小容量製品だ。「セミセルフストアではトライアルで気軽に購入できる商品がフィットすると考えた」「新客獲得が一番大きいメリットだが、愛用者も別の香りを試すきっかけになりブランドのファンづくりにつながる」など、ミニサイズを導入した理由は各社さまざま。「少しだけ試してみたい」という消費者のニーズを満たすミニサイズの香水は市場拡大のカギを握るだろう。

Azuはこう読む!

 香りは人の記憶と直結するとても大切なものだと考えているので、香水はファッションや気分、その日の大切なシーンに合わせて使い分けています。マニッシュなスタイルをするときにはスパイシーな香りをつけたり、あえて香りだけ甘くして見た目とのギャップをつけたり、纏う香りひとつで印象が変わってくるのが面白いんです。

 「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ディオール(DIOR)」「ザ ダラス(THE DALLAS)」……今の主要メンバーはこんな感じ。「イッセイミヤケ」はほろ苦い恋の思い出、「メゾン マルジェラ」はなぜか歴代パートナーの香り(笑)、「ディオール」は楽しかった仕事の記憶、「ザ ダラス」は転機となった時期に紐付いているなど、それぞれ象徴的なストーリーがあります。毎日つけかえていますが、その香りを纏うたびに記憶が蘇ります。

 ひとつの香水に決めて「これが私の香り」と印象づけるのも良いですが、私は浮気性なので気に入ったらどんどん新しい記憶を足していきたい。ファッションと同じで、なりたい自分はいつだって更新されていくので纏う香りもひとつでは足りません。だからミニサイズの香水はかなり嬉しい!

 旅先でも使いたいし、夜だけつけたいときもあるので持ち歩いたりオフィスに置いておけたりするサイズ感はかなり重宝します。今までは試供品のミニボトルを携帯用にしていたのですが、さすがにあの量だとすぐに使い切ってしまうので10mL程度のサイズはベスト!

 ということで、早速オープンしたばかりの「アットコスメ トーキョー」で「メゾン マルジェラ」の「レプリカ フラワーマーケット」を購入しました。これまでは100mLのサイズのみでしたが、「アットコスメ トーキョー」限定で小さな試験管のようなトラベルサイズが登場。「レプリカ」シリーズは香りがたくさんあって愛用している「ジャズクラブ」以外にも試したかったので、気軽に試せるミニサイズはまさに既存ファンを深掘りするにもぴったりです。しかも3500円とお手頃価格。

 「フラワーマーケット」は2012年に「レプリカ」シリーズが登場した最初の3つの香りのうちのひとつ。当時フランスに留学していた私は月一でパリに上京して色々なお店を巡っていたのですが、必ず訪れていたのがパレ・ロワイヤル横の「メゾン マルジェラ」でした。そこでもらったテスターのリボンを留学が終わるまで大切にとっておいたので、「フラワーマーケット」は私にとってフランスの香りのひとつなんです。

 自分にとっては転機となる一年のため、「ファッション業界で頑張りたい!」と思うきっかけになった土地の思い出の香りを身につけ、初心にもどって邁進していきます。そして今年もまた、記憶を共にする香りに出合えれば良いなと思います。

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne