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東レが150億円を投じ、インドに本格進出 東京ドーム7.6個分の敷地でオムツ用繊維を生産

 東レは150億円を投じ、インド南東部のアンドラ・プラデーシュ州に35万平方メートルの敷地を取得した。敷地の広さは東京ドーム7.6個分に相当し、第一弾としてオムツ用のポリプロピレン不織布の製造設備を設置。2020年から約1万8000tを生産する。大矢光雄・専務取締役繊維事業本部長は「インドは、オムツ用の繊維の需要が年率16%で拡大しており、16年の2万tから生産を開始する20年には4万tに拡大する見通しだ。現在アジアナンバーワンのポジションをさらに確固たるものにする」と語った。

 東レは25カ国に156拠点を構え、繊維事業だけでも13カ国に進出しており、インドではすでにエアバッグ用のテキスタイルを生産している。インドに巨大な生産拠点を構えた背景を、出口雄吉・専務取締役経営企画室長は「今後インドは高成長を期待できるため、本格進出のためあえて先行して巨大な生産拠点を構えることで、経営管理やインフラ整備、物流整備などのノウハウの蓄積を期待できる」という。オムツ用のポリプロピレン不織布生産では2万平方メートル程度の敷地しか使わないが、今後は樹脂の生産にも活用していく。東レは1990年代に中国に本格的に進出する際にも100万平方メートルの敷地を確保し、繊維や化学品などの事業を展開していた。

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