ビジネス

「バーバリー」2016年度通期 ビューティ不振と卸先減で減収減益

 バーバリー(BURBERRY)の2016年度通期決算は売上高が前期比10.4%減の27億7000万ポンド(約4044億2000万円)、純利益が同7.3%減の2億8680万ポンド(約418億7280万円)と減収減益だった。ビューティ事業の収益が予想を下回った他、卸先を大幅に削減、コティ(COTY)とのビューティビジネスにおけるライセンス契約の追加コストが影響した。さらに、組織の構造改革に伴うコストも利益を押し下げた。

 クリストファー・ベイリー(Christopher Bailey)=バーバリー チーフ・クリエイティブ・オフィサー兼最高経営責任者(CEO)は、「将来の成長のために取った行動は、すでに利益を生み始めている。これからは利益がさらに生まれるだろう」とコメント。さらに17年度について、「急速に変化するラグジュアリー市場に対応する1年になる」と説明した。

 なお、ベイリーは7月にCEO職を退き、マルコ・ゴベッティ(Marco Gobbetti)アジア太平洋地域・中東担当エグゼクティブ・チェアマンが新CEOに昇格する。

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