ケリング(KERING)は7月15日、傘下に持つボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の新たな最高経営責任者(CEO)として、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の香水&コスメティクス事業であるLVMHビューティ フレグランス部門のロマン・スピッツァー(Romain Spitzer)社長兼CEOを任命した。3月末で退任したレオ・ロンゴーネ(Bartolomeo Rongone)前CEOの後任として9月1日付で着任し、ケリングのルカ・デメオ(Luca de Meo)CEOの直属となる。
新CEOはラグジュアリーフレグランスの経験が豊富
スピッツァー新CEOは、パリのESCP経営大学院を卒業。1995年、ゲラン(GUERLAIN)のプロダクト・マネージャーとしてキャリアをスタートした。その後、ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)やイヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)のフレグランス部門でマーケティング分野の業務に携わり、2006年にLVMHが擁するパルファン・クリスチャン・ディオール(PARFUMS CHRISTIAN DIOR)にフレグランス事業部長として加わった。16年には、LVMHフレグランス ブランズの社長兼CEOに就任。25年10月、LVMHビューティ フレグランス部門の社長兼CEOに就任した。
ケリングのデメオCEOのコメント
デメオCEOは、「『ボッテガ・ヴェネタ』はラグジュアリーにおける最も力強く特徴的なブランドの一つで、比類のないクラフツマンシップやユニークなクリエイティブ上のアイデンティティー、そして大きな成長可能性を持っている。ロマンはブランドの次章を開発する上で必要なリーダーシップ、ビジョン、グローバルな経験を携えている。ブランドの類いまれな強みを土台としてさらに事業を構築し、『ボッテガ・ヴェネタ』を次の段階へと導いてくれるものと確信している」と語った。