
大規模なイベントやパーティーは控えめだった今季のニューヨーク。それでも実力派のデザイナーたちがけん引し、ファッション・ウイークを盛り上げていた。ここではニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYFW)の見逃せないトピックスを紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年3月9日号からの抜粋です)
TOPICS 1:
「ケイト」CEOが語るビジョンと日本展開
ブランドの成熟とともにパリへと発表の場を移すブランドも多い中、キャサリン・ホルスタイン(Catherine Holstein)がクリエイティブ・ディレクターを務める「ケイト(KHAITE)」はNYFWに根を張り、そしてけん引するブランドになった。現在ソーホーの旗艦店を中心に、全世界の200店舗以上で展開。昨年には八木通商と共にケイト・ジャパンを設立し、2026-27年秋冬から日本市場へ本格的に進出する。ブリジット・クライネ(Brigitte Kleine)CEO兼オペレーティングパートナー・取締役にビジネスの好調要因と日本での展開について話を聞いた。
WWD:現在のビジネスの概況は。
ブリジット・クライネCEO兼オペレーティングパートナー・取締役(以下、クライネ):具体的な数字は公表していないが、ビジネスは非常に好調で、当初の想定を上回る成果を上げている。勢いの背景には、プロダクト、ブランド、人材という3つの重要分野への継続投資があり、その基盤には卓越したプロダクトがある。「ケイト」は明確で独自の視点を保ちながら進化し、品質とクラフツマンシップへの徹底したこだわりを貫いている。
WWD:ブランドの成長は、直営リテールの拡大によるものが大きい?
クライネ:直営リテールストアと公式ECが大きな柱であり、厳選したホールセール戦略がそれを補完している。売り上げの約4割は米国外だ。
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