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1時間で1億円売れも生み出す「Qoo10」のライブコマース 担当者に聞く“売れるコツ”

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 イーベイジャパンが運営するオープンマーケットプレイス型総合ECモール「Qoo10」は、2021年9月からライブコマース配信「Qoo10 ライブショッピング」を展開する。ブランド単独ライブや「Qoo10」企画の配信などさまざまなライブコンテンツあり、プラットフォーム上のライブ機能でコスメやファッション、食品など出店ブランドの商品を紹介し、視聴者はショッピング機能を使い商品を購入することができる。「Qoo10」が企画からカメラなどの機材の用意まで出店ブランドの配信サポートを行う。昨年までは週に1〜2回の配信だったが、現在は多い時で週7日、1日に2〜3回ライブ配信を行うなど配信本数、販売額ともに成長する。(この記事は「WWDJAPAN」2023年4月24日&5月1日合併号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋に加筆したものです)

 ライブコマース参入当初は美容ブランドから強化を進めた。特に「Qoo10」への出店が多い韓国コスメブランドは、ライブコマース市場が発展する韓国内でライブコマースの実績を持つ企業が多く、チョン・ハナ=イーベイジャパンQoo10コンテンツマーケティング担当は「ライブコマースへの理解があったので仕組みやプロセスを説明する必要がなく、人気商品の選定やコンテンツ作りに集中できて結果につながった」と語る。

 一方で、日本の視聴者はライブコマースに慣れておらず、プラットフォーム自体もライブコマースに特化していないため、視聴までの誘導と視聴維持が課題になっている。「1〜2週間前から宣伝キャンペーンを実施したり、アプリのプッシュ通知をしたり、開始前にプロモーション投資をすることが大事だ」。

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