ファッション

カプリ・ホールディングスがヴェルサーチェ財団を創設 LGBTQコミュニティ支援

 「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の親会社カプリ・ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)は、6月のプライド月間に合わせてLGBTQコミュニティの認知度向上と支援を目的としたヴェルサーチェ財団を創設し、財団の活動費用として1000万ドル(約13億円)の寄付を約束した。

 具体的な活動内容は明らかにしていないが、慈善団体やコミュニティグループと協力し、LGBTQ文化と歴史の保存を支援し、LGBTQコミュニティの安全の向上や平等、ウェルネスの推進を図る予定だという。

 「ヴェルサーチェ」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)は、「『ヴェルサーチェ』はインクルーシブを重視するブランドとして長く認知されてきた。LGBTQIA+コミュニティにヴェルサーチェ財団が貢献できることを楽しみにしている」とコメント。「ヴェルサーチェ」はこれまでに、プライド月間に合わせてカプセルコレクションを発表し、売り上げを寄付する取り組みなどを実施してきた。

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