ファッション

エディ率いる「セリーヌ」がパリに新店舗 4人の女性コンテンポラリーアーティストを起用

 「セリーヌ(CELINE)」はパリ4店目となる新店舗をデュフォ通りにオープンした。監修を務めたエディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターは世界で活躍する4人の女性アーティストにスポットライトを当てた。

 今回起用された女性アーティストはドイツ人のカティンカ・ボック(Katinka Bock)、中国人のフー・シャオユアン(Hu Xiaoyuan)、カナダ人のジョージア・ディッキー(Georgia Dickie)とロシェル ゴールドバーグ(Rochelle Goldberg)で、それぞれの彫刻作品が壁などに飾られている。

 約350平方メートルの店内ではウィメンズ、メンズのウエアとアクセサリーを取り扱う。今年2月にリニューアルオープンしたニューヨーク・マディソンアベニュー店同様、家具や骨董品、オリジナルアート作品も展示されている。

 壁には南フランス産の黒大理石とイラン産のトラバーチンを使用。20世紀の建築様式のブルータリズム、モダニズム、バウハウス、オランダの芸術運動デ・スティル、それぞれの要素が掛け合わされたデザインになっている。特筆すべきは木とガラスの細長い板が囲うらせん階段。中心にはボックの彫刻が置かれている。

 サントノレ通りから枝分かれするデュフォ通りには昨年「シャネル(CHANEL)」もオープンした。

 「セリーヌ」は今年に入りパリ、ニューヨーク、東京、ロサンゼルス、ロンドン、ミラノ、マドリード、ドバイ、マカオ、バンコクと新店舗をオープンしており、今後は上海と北京と続く予定だ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。