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19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek3 「RIZAP」の筋トレは本当に“軍隊級”なのか?

■19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek2 最新スキャナーでワキの肉を白日の下に晒す

 ファッション&ジム中毒の「WWD JAPAN.com」編集長が、2019年春夏シーズン最大のトレンドであるスポーツスタイルの代表格「MSGM」をカッコよく着るため、「RIZAP」に通い始めたこの企画。前回の計測でワキ腹にショックを受け、「こんなんじゃアカン!!」と決意を新たにしたムラカミ。毎日の食事に糖質コントロールを設けて体脂肪を落としながら、週に2、3回の頻度で各回50分、伊藤祐トレーナーのマンツーマン指導を受けるトレーニングの日々が始まりました。

 当面は、食事コントロールだけでは脂肪と一緒に落ちやすい筋肉を、筋トレでキープするのが目標。「脚のトレーニングの後は、階段を歩けなかった」「まるで軍隊」な〜んて実体験(多少、尾ひれがついていると信じたいw)を聞く「RIZAP」のトレーニングとは、一体どんなものなのか?一通りのマシンをそろえた6畳くらいの個室での筋トレが始まりました。

 体脂肪を落とすフェーズの筋トレは、脚や胸、背中など大きいがゆえに鍛えれば代謝アップが期待できる箇所を集中的に“攻撃”します。とはいえ実際のトレーニングは、太ももやお尻の筋肉を鍛えるスクワットや、胸に効くベンチプレス、背中にアプローチするデッドリフトなど、「RIZAP」だからといって特別ではなく、極めて一般的。ベンチプレスやデッドリフトで持ち上げるバーベルの重さだって、ぶっちゃけ「フツー」。幸い普段から体を動かし、我流ではありながら週に1、2回はマシンで筋トレ(らしきもの)をしていたムラカミには、正直、そんなに苦しくないレベル。ウワサに聞いていた「もう歩けない」なんてことはなく、初めてお会いしたとき「僕も、筋トレはあまり好きではありません。だから、いかに効率的に!楽に!そして、好きなモノと両立して、楽しいボディーメークができるかを心がけています!」とおっしゃった伊藤トレーナーの言葉は本当だったと実感し、安堵する次第です。

 「あ〜、ありがたや。ありがたや」。

 そりゃ多少は筋肉痛にもなるし、我流のトレーニングと違って動かす筋肉や姿勢への意識を教えていただくので、特に背中は「む、むずかしい……。我流と全然違うんだけど」ってカンジでしたが、これなら6月まで3カ月間、楽しんで続けられそうです。今はまだベンチプレスの重さは30kgとか40kgで、10回×3セットというのが日々の日課。でも伊藤トレーナー曰く、“カラダ改造計画”が順調に進んだら、6月には今の倍くらいの重さを持ち上げているハズなんですって。マジでそんな風になれるのか?その時のカラダは、一体どうなっているのか?今から楽しみです。

 とはいえコレは、ある程度運動が習慣化している僕だから、の話みたい。「RIZAP」に何度も通うようになると“更衣室で魂が抜けてしまった男性”を見かけることもあるし、個室ジムの壁越しからは「あ〜〜〜っ!」という女性の絶叫(!?)も聞こえてきます(笑)。“ええカラダ”になるのは、やっぱカンタンではないんですね。

 「RIZAP」に通い始めて1週間のカラダの変化は、
・体重:59.10kg(当初比-0.20kg)
・体脂肪率:14.1%(同-1.5%)
・筋肉量:48.20kg(同+0.80kg)
でした。

 来週は、僕には筋トレ以上にツラい(!?)、糖質コントロールのお話です。

【今週の“マッスルレビュー”: 「アン ドゥムルメステール」2019年春夏パリ・メンズ・コレクション】

 連載では毎回最後に、伊藤トレーナーにモデルのカラダの側面から、ミラノ&パリのメンズブランドを分析していただきます(伊藤トレーナー個人の見解です)。ブランドは千差万別。その世界観を体現するモデルも千差万別。彼らのカラダを分析すれば、ブランドの新たな魅力に気づくかもしれないし、もっとカッコよく洋服を着こなせるかもしれません。3回目は、「ちゃんとご飯食べてるかい?」と心配したくなるモデルも少なくない(!?)「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」です。

 「アン ドゥムルメステール」のモデルは線が細く、先週の「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」とは正反対の印象です。

 「力強さ」ではなく「繊細」なイメージを引き出すため、筋肥大(筋力を大きくする事)ではなく、細くシャープなラインづくりが必要になります。まずは、体脂肪を低めに仕上げるのが大事です。起用モデルの体脂肪率は10%を下回っている印象。まずは体の脂肪を減らす事で、イメージにかなり近づくはずです。

 細身ながらもシャープで美しいボディラインをデザインするには、トレーニングも欠かせません。高い負荷をかけて筋肉を大きくするトレーニングよりも、あまり大きな負荷をかけないトレーニングを継続的に実施すれば程よいボディラインをデザインできます。

 まずは体脂肪を落とし、その中でしっかりとトレーニングを平行し、ボディデザインしていきましょう!