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「ブルマリン」が若い世代に向けた新ブランド立ち上げ 「ブルーガール」は休止

 「ブルマリン(BLUMARINE)」を運営するイタリアのブルーフィン(BLUFIN)は、「ブルマリン」よりも若い層に向けて、「ビー ブルマリン(BE BLUMARINE)」を立ち上げる。「ブルーガール(BLUGIRL)」に代わるブランドとして、2019年プレ・フォールに販売を開始、「ブルーガール」は19年春夏で休止する。デザイナーには、イタリアの新進ブランド「オー ジュール ル ジュール(AU JOUR LE JOUR)」創業者のミルコ・フォンターナ(Mirko Fontana)、ディエゴ・マルケス(Diego Marquez)を起用した。

 新ブランドの売り上げは、「『ブルーガール』の3~4割増を見込む」と、ジャングイド・タラビーニ(Gianguido Tarabini)ブルーフィン最高経営責任者(CEO)。「高品質でありながら、ファーストラインの『ブルマリン』よりも買いやすい価格の商品を25歳以上の女性に向けてそろえる」という。「ブルマリン」との差別化のため、新ブランドの卸価格は「ブルーガール」よりも約30%下げ、平均100ユーロ(約1万2700円)とする。「ブルーガール」の価格帯では「ブルマリン」との差別化が難しかったという。

 19年プレ・フォールは11月にバイヤーに向けて公開し、本格立ち上げとなる19-20年秋冬物は、19年1月に行われるミラノ・メンズ・ファッション・ウイーク中に体験型イベントを開いてお披露目する。ウールン商会が代理店を務める日本も欧州同様に19年プレ・フォールから展開する。各国にある「ブルーガール」の9直営店と22のコーナーは、順次「ビー ブルマリン」に切り替える。

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